
「もう一度だけ、あの瞬間に戻れたら――」
SF映画の定番テーマである“タイムリープ”を、母と息子の絆を軸に描いた中国製サスペンスアクションが『リセット 決死のカウントダウン』です。
シングルマザーで研究者という強く聡明なヒロインが、未来の科学と人間の本能的な「母性」を武器に、愛する息子を救うため決死のタイムリープを繰り返します。
ジャッキー・チェン製作総指揮の本作は、アクション、サスペンス、SFの要素をバランスよく融合させた意欲作です。
映画基本情報
- タイトル:リセット 決死のカウントダウン
- 原題:逆時営救/Reset
- ジャンル:SF/サスペンス/アクション
- 監督:チャン
- 出演者:ヤン・ミー、ウォレス・フォ、チン・シーチェ、リュウ・チャン
- 製作国:中国
- 上映時間:105分
- 公開年:2017年
あらすじ
チア・ティエンは、未来の研究所で働くシングルマザーの上級研究員。
彼女は生体を110分だけ“過去”に戻すタイムリープ装置の開発に成功するが、その発表をきっかけに、息子ドゥドゥが謎の男ツゥイ・フーに誘拐されてしまう。
装置のデータを渡すよう脅されるも、息子は命を奪われてしまう。
失意の中、チア・ティエンは完成していない装置を自らの身体に使い、110分前の過去へ。
研究員としての理知と、母としての本能を駆使し、未来を変えるべく命がけのリセットに挑む――。
Filmarks平均評価、全体の傾向
Filmarks評価:★3.0(レビュー件数:319件)
※2025年6月16日現在の情報です。
詳しくは Filmarks内の作品ページ をご確認ください。
評価は中間的ながらも、ジャンル映画としての完成度は高く、
「アクションのキレ」「母性の描写」「タイムリープ設定の緻密さ」などが好意的に語られています。
一方で、繰り返しの展開が冗長に感じるという声もあり、評価はバランス型といえるでしょう。
ユーザーレビューまとめ
良い評価
- ヤン・ミーの一人三役がすごい!母としての迫力も抜群
- タイムリープ設定がちゃんと機能していてストーリーに引き込まれた
- アクションが想像以上に本格的で驚いた
悪い評価
- タイムリープの回数が多くて展開が少しダレた
- 敵キャラの動機がやや薄くて物足りなさが残った
- SFなのにツッコミどころも多めで集中できない場面も
こんな人におすすめ
- タイムリープ系のSFサスペンスが好きな人
- 母の愛をテーマにした作品に弱い人
- 中国映画に抵抗がなく、新鮮な視点を求めている人
- 派手なアクションとドラマの両方を楽しみたい人
YouTubeリンク紹介
『リセット 決死のカウントダウン』は、2025年6月16日現在、YouTubeにて無料公開中です。
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関連作品紹介
- 『ミッション:15ミニッツ』(2021)
15分だけ過去に戻れる装置を使って事件を食い止める男のSFアクションサスペンス。 - 『ARQ アーク』(2016)
タイムループに囚われた科学者が、装置と人間関係の中で真実に迫っていくNetflixオリジナル作品。