【タイムリープ×母の愛】『リセット 決死のカウントダウン』レビュー|110分前に戻って息子を救え(Filmarks★3.0/YouTube無料映画)

「もう一度だけ、あの瞬間に戻れたら――」
SF映画の定番テーマである“タイムリープ”を、母と息子の絆を軸に描いた中国製サスペンスアクションが『リセット 決死のカウントダウン』です。

シングルマザーで研究者という強く聡明なヒロインが、未来の科学と人間の本能的な「母性」を武器に、愛する息子を救うため決死のタイムリープを繰り返します。
ジャッキー・チェン製作総指揮の本作は、アクション、サスペンス、SFの要素をバランスよく融合させた意欲作です。

映画基本情報

  • タイトル:リセット 決死のカウントダウン
  • 原題:逆時営救/Reset
  • ジャンル:SF/サスペンス/アクション
  • 監督:チャン
  • 出演者:ヤン・ミー、ウォレス・フォ、チン・シーチェ、リュウ・チャン
  • 製作国:中国
  • 上映時間:105分
  • 公開年:2017年

あらすじ

チア・ティエンは、未来の研究所で働くシングルマザーの上級研究員。
彼女は生体を110分だけ“過去”に戻すタイムリープ装置の開発に成功するが、その発表をきっかけに、息子ドゥドゥが謎の男ツゥイ・フーに誘拐されてしまう。

装置のデータを渡すよう脅されるも、息子は命を奪われてしまう。
失意の中、チア・ティエンは完成していない装置を自らの身体に使い、110分前の過去へ。

研究員としての理知と、母としての本能を駆使し、未来を変えるべく命がけのリセットに挑む――。

Filmarks平均評価、全体の傾向

Filmarks評価:★3.0(レビュー件数:319件)
※2025年6月16日現在の情報です。
詳しくは Filmarks内の作品ページ をご確認ください。

評価は中間的ながらも、ジャンル映画としての完成度は高く、
「アクションのキレ」「母性の描写」「タイムリープ設定の緻密さ」などが好意的に語られています。
一方で、繰り返しの展開が冗長に感じるという声もあり、評価はバランス型といえるでしょう。

ユーザーレビューまとめ

良い評価

  • ヤン・ミーの一人三役がすごい!母としての迫力も抜群
  • タイムリープ設定がちゃんと機能していてストーリーに引き込まれた
  • アクションが想像以上に本格的で驚いた

悪い評価

  • タイムリープの回数が多くて展開が少しダレた
  • 敵キャラの動機がやや薄くて物足りなさが残った
  • SFなのにツッコミどころも多めで集中できない場面も

こんな人におすすめ

  • タイムリープ系のSFサスペンスが好きな人
  • 母の愛をテーマにした作品に弱い人
  • 中国映画に抵抗がなく、新鮮な視点を求めている人
  • 派手なアクションとドラマの両方を楽しみたい人

YouTubeリンク紹介

『リセット 決死のカウントダウン』は、2025年6月16日現在、YouTubeにて無料公開中です。
YouTubeで視聴する(吹替版)

関連作品紹介

  • 『ミッション:15ミニッツ』(2021)
     15分だけ過去に戻れる装置を使って事件を食い止める男のSFアクションサスペンス。
  • 『ARQ アーク』(2016)
     タイムループに囚われた科学者が、装置と人間関係の中で真実に迫っていくNetflixオリジナル作品。