ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のアクション映画『ディレイルド 暴走超特急』は、B級感満載ながらも、ファンの間では根強い人気を誇る一本。舞台は逃げ場のない特急列車、生物兵器をめぐる攻防、さらにはテロリストとの全面戦争――と、90年代アクションの王道を詰め込んだ内容です。
全体的には”よくある設定”ながら、ヴァンダムのアクションと派手な爆破シーン、そしてスピーディーな展開で一気に見せ切るタイプの映画。細かいことは気にせず、”熱い男の戦い”を楽しみたい人に刺さります。
映画基本情報
- タイトル:ディレイルド 暴走超特急
- 原題:DERAILED
- ジャンル:アクション/サスペンス
- 監督:ボブ・ミシオロウスキー
- 出演者:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ローラ・ハリング、トーマス・アラナ
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:89分
- 公開年:2002年
あらすじ
スロバキアの研究施設から、生物兵器が盗まれた――。 犯人は女泥棒ガリーナ。そして彼女を護送する任務を受けたNATO工作員ジャックは、共に国際特急列車に乗り込む。だが、その直後、テロリスト集団が列車に侵入。
狙いは、生物兵器。
走行中の密閉空間で、ジャックとガリーナは命を懸けた死闘に挑む。果たして二人は、テロリストの魔の手から逃れ、暴走する列車と生物兵器の脅威を止めることができるのか!?
Filmarks平均評価、全体の傾向
Filmarks評価:★2.6(レビュー件数:499件)
※2025年6月21日現在の情報です。
詳しくは Filmarks内の作品ページ をご確認ください。
評価は中間層が多く、「設定はベタだけど嫌いじゃない」「テンポが良くて観やすい」といった声が目立つ。特にジャン=クロード・ヴァン・ダムのファンからは一定の評価があり、”思ったより面白かった”という感想も。
ユーザーレビューまとめ
良い評価
- 列車という限定空間が緊張感あって良い
- ヴァンダムのアクションが安定して楽しめる
- 予想外にテンポが良くてダレない
悪い評価
- 話の筋が雑でご都合主義感が強い
- 爆破や格闘は派手だが印象に残らない
- キャラクターの掘り下げが浅く感情移入しにくい
こんな人におすすめ
- 列車を舞台にしたサスペンスやアクションが好きな人
- ジャン=クロード・ヴァン・ダムのファン
- 生物兵器やテロリストなど王道設定に惹かれる人
- 90年代~2000年代初期のB級アクションにノスタルジーを感じる人
YouTubeリンク紹介
『ディレイルド 暴走超特急』は、2025年6月21日現在、YouTubeにて無料公開中です。
関連作品紹介
- 『アンダー・シージ2』(1995)
同じく列車を舞台にしたアクションサスペンス。スティーヴン・セガール主演で、閉鎖空間アクションが楽しめる。 - 『スピード』(1994)
動く乗り物×爆破×限界状況といえばこれ。ケイノウ・リーブス主演のノンストップ・バス・アクション。