
『グレート・ホワイト』は、絶海160kmの孤立したサバイバル劇に、ホオジロザメの恐怖を重ねたスリラー作品。
オーストラリアの美しい海を舞台に、観光フライトを楽しんでいた5人の男女が、次第に深い恐怖とサバイバルに飲み込まれていく。
美しい風景と裏腹に潜む“白い死神”の存在感。
シンプルな設定ながら、サメ映画ならではのパニック演出や、“海”という無限の舞台が生む不安感をしっかり描いた作品です。
映画基本情報
- タイトル:グレート・ホワイト
- 原題:Great White
- ジャンル:サバイバルホラー/サメ映画
- 監督:マーティン・ウィルソン
- 出演者:カトリーナ・ボウデン、アーロン・ジャクベンコ、キミー・ツカコシ
- 製作国:オーストラリア
- 上映時間:91分
- 公開年:2021年
あらすじ
北オーストラリアの美しい沿岸部で、観光飛行を楽しんでいたチャーリーたち5人は、無残な男性の遺体を発見する。
一度はその場を離れようとするが、帰り道に転覆したボートを見つけ、誰かが生き残っていないか確認することに。
しかし、穏やかな海は突如として牙を剥く──。
小さな飛行機、限られた物資、そしてどこまでも続く海。
“白い悪夢”との戦いは、容赦なく彼らを追い詰めていく。
Filmarks平均評価、全体の傾向
Filmarks評価:★2.5(レビュー件数:1,232件)
※2025年6月3日現在の情報です。
詳しくは Filmarksの作品ページ をご覧ください。
レビューでは、美しい映像とサメスリラーとしての基本をしっかり抑えた作りを評価する声が多い。
一方で、物語やキャラクターの深みに物足りなさを感じる人も多く、全体的には“サメ映画らしいB級の良さ”を楽しめる作品として受け止められています。
ユーザーレビューまとめ
良い評価
- 絶海で孤立する恐怖とサメの存在感がしっかり描かれている。
- 美しい海と対照的なサメの脅威が際立つビジュアル演出。
- サバイバル要素が強く、緊張感のある展開に満足。
悪い評価
- キャラクターの描写が薄く、ドラマ性に欠ける。
- 中盤以降、展開が単調になりやすい。
- サメ映画としてはインパクトがもう一歩、物足りない。
こんな人におすすめ
- 絶海サバイバル×サメスリラーの組み合わせに惹かれる人
- B級サメ映画でも、海のスケール感や臨場感を重視したい人
- シンプルで“海の恐怖”に集中できる作品を探している人
YouTubeリンク紹介
『グレート・ホワイト』は、2025年6月3日現在、YouTubeにて字幕版が無料公開中です。
▶ YouTubeで視聴する(字幕版)
関連作品紹介
- 『海底47m』(2017年)
海中の極限サバイバルとサメの恐怖を描いた話題作。 - 『ロスト・バケーション』(2016年)
孤立無援のサバイバルに迫るサメスリラー。