【スパイサスペンス】『メビウス』レビュー|二重スパイの愛と裏切りが交錯する心理戦(Filmarks★3.1/YouTube無料映画)


誰が“真実”を語り、誰が“任務”を演じているのか──。

『メビウス』は、国家と組織に翻弄される諜報員たちの愛と裏切りを描く、フランス製スパイサスペンス。 ジャン・デュジャルダンとセシル・ドゥ・フランスが演じる男女の心理戦が、濃密な緊張感と官能的な空気を生み出しています。 国際スパイ網の中で揺れ動く人間の本音と本性に迫る物語です。

映画基本情報

  • タイトル:メビウス
  • 原題:MOBIUS
  • ジャンル:スパイ/サスペンス/心理劇
  • 監督:エリック・ロシャン
  • 出演者:ジャン・デュジャルダン、セシル・ドゥ・フランス、ティム・ロス、ジョン・リンチ
  • 製作国:フランス
  • 上映時間:103分
  • 公開年:2013年

あらすじ

ロシア連邦保安庁の諜報員リューボフは、不正資金洗浄を行う大物実業家ロトフスキーの監視を命じられ、モロッコへと向かう。

任務の鍵となるのは、ロトフスキーの銀行で働く米国人女性アリス。 彼女を利用して情報を探るリューボフだったが、アリスは実はCIAのエージェントでもあった──。

互いに“駒”であり“敵”でもある二人。 しかし任務の枠を超えた感情が、やがてすべてを狂わせていく。

Filmarks平均評価、全体の傾向

Filmarks評価:★3.1(レビュー件数:300件)
※2025年5月17日現在の情報です。
詳しくは Filmarksの作品ページ をご覧ください。

「官能的な心理戦」「登場人物の関係性が緊張感を生む」といった声もある一方で、「展開がわかりにくい」「説明不足」と感じる人も。 映像の美しさと主演二人の演技力には評価が集まる傾向にあります。

ユーザーレビューまとめ

良い評価

  • デュジャルダンとセシル・ドゥ・フランスの演技が素晴らしい。
  • スパイものとしては一風変わったロマンス要素が魅力。
  • 視覚的に美しい映像が印象的。

悪い評価

  • ストーリーが難解で全体像がつかみにくい。
  • テンポが遅く感じた。
  • スリラーとしての緊迫感に欠ける部分がある。

こんな人におすすめ

  • 国際スパイサスペンスが好きな人
  • 恋愛×スパイの緊張感ある心理戦を楽しみたい人
  • フランス映画の美学と演出に興味がある人
  • ジャン・デュジャルダンのファン

YouTubeリンク紹介

『メビウス』は、2025年5月17日現在、YouTubeにて字幕版が無料公開中です。

▶️ YouTubeで視聴する(字幕版)

関連作品紹介

● 『裏切りのサーカス』
冷戦下のスパイたちが繰り広げる静かで深い諜報戦。ジョン・ル・カレ原作。

● 『さらば、愛の言葉よ』
愛と任務の狭間で揺れるスパイたちの葛藤を描いた仏スリラー。