【戦争×ゾンビ】『オーバーロード Z』レビュー|蘇る兵士たちとナチスの禁断研究(Filmarks★1.9/YouTube無料映画)

戦場に“死んでも死なない兵士”が現れたら――?
『オーバーロード Z』は、第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦を背景に、
ナチスの極秘ゾンビ兵器計画と、それに立ち向かう米軍部隊の死闘を描いたB級ホラー・アクション。
歴史×ホラーという奇抜なアイデアを軸に、突き抜けた発想と“低予算ゆえのチープ演出”が味となった異色作です。
正直ツッコミどころは満載ですが、“ゾンビ兵士”というテーマが好きなら、それだけで観る価値はあるかもしれません。


映画基本情報

  • タイトル:オーバーロード Z
  • 原題:Nazi Overlord
  • ジャンル:戦争/ゾンビ/ホラー・アクション
  • 監督:ロバート・カンパー
  • 出演者:トム・サイズモア、ドミニク・スウェイン、アンドリュー・リバティーニ
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:91分
  • 公開年:2018年

あらすじ

ノルマンディー上陸作戦直後、米軍のロジャース大尉は極秘任務を受ける。
任務は、ナチスに拉致された女性科学者エリス博士の救出。
彼女は生物兵器の専門家であり、その知識が敵に渡れば世界的脅威になる。
ロジャース率いる特命部隊は、博士が囚われているルーマニアの古城に潜入。
しかし、博士はすでにナチス側につき、死者を蘇らせる恐るべきウイルス兵器の開発を進めていた。
蘇った“死者の軍団”と対峙する米兵たち――
極限状況の中で明かされる陰謀、そして人類に迫る破滅の危機とは…。


Filmarks平均評価、全体の傾向

Filmarks評価:★1.9(レビュー件数:168件)
※2025年5月13日現在の情報です。
詳しくは Filmarksの作品ページ をご覧ください。

全体評価はかなり厳しめ。
「設定は面白いのに演出が追いついていない」「B級どころかC級」といった指摘が多く、
演技・脚本・VFXなど各面で低評価が目立ちます。
ただし、“ゾンビ×戦争”というジャンルに目がない人からは「ネタ映画として観れば楽しめる」との声も。


ユーザーレビューまとめ

良い評価

  • コンセプトは最高にバカバカしくて好き
  • ナチスゾンビというだけである意味OK
  • 低予算ゆえの味が逆にクセになる
  • 後半のゾンビアクションは地味にがんばってる

悪い評価

  • 全体的に演出が安っぽくて退屈
  • キャラクターにまったく感情移入できない
  • 怖くもなければ熱くもない中途半端な作り
  • 脚本の展開が雑で、見せ場に欠ける

こんな人におすすめ

  • ナチスゾンビというジャンルワードに惹かれる人
  • B級ホラーが大好きでツッコミながら楽しみたい人
  • 『アイアン・スカイ』や『アウトポスト』シリーズなどの設定が好きな人
  • 変わったゾンビ映画を探している人

YouTubeリンク紹介

『オーバーロード Z』は、2025年5月13日現在、YouTubeにて字幕版が無料公開中です。

▶️ YouTubeで視聴する(字幕版)


関連作品紹介

● 『アウトポスト ~哀しき兵士の銃弾~』
ナチスが生み出したゾンビ兵士との戦いを描いた、戦争×ゾンビの先駆的作品。

● 『アイアン・スカイ』
月面に潜伏していたナチスが地球侵略を開始!? B級SF好きにはたまらないバカ映画。