【ウィルスサバイバル】『オープン・グレイブ ー感染ー』レビュー|記憶喪失サバイバルの恐怖(Filmarks★2.8/YouTube無料映画)

『オープン・グレイブ ー感染ー』は、記憶を失った男女6人が目覚めるところから始まる、ウィルスパニック系のサスペンスホラー。穴の中で目を覚ますという不穏な幕開けから、コミュニケーションもままならない状況下での人間不信、そしてウィルス感染という外部の脅威が次々と襲いかかる。
徐々に明かされていくそれぞれの“正体”と、過去の罪。シンプルな状況設定だからこそ、記憶喪失×感染スリラーという切り口が際立つ。じわじわと追い詰められる緊張感に、最後まで目が離せない作品です。

映画基本情報

  • タイトル:オープン・グレイブ ー感染ー
  • 原題:OPEN GRAVES
  • ジャンル:サバイバルホラー/スリラー
  • 監督:ゴンサロ・ロペス=ガイェゴ
  • 出演者:シャールト・コプリー、ジョシー・ホー、トーマス・クレッチマン
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:102分
  • 公開年:2013年

あらすじ

死体だらけの穴の中で目を覚ました男は、自分の名前すら思い出せない。穴の外から投げ込まれたロープを頼りに、必死で這い上がった先に待っていたのは、謎のアジア人女性と、同じく記憶を失った3人の男、1人の女だった。唯一、アジア人女性だけは何かを知っているようだが、英語を話せず真意は不明。
謎の小屋でウィルスに感染した中年女性を発見した彼らは、状況の異常さに気づき始める。疑心暗鬼に陥りながらも、自分たちの過去とウィルスの脅威に向き合わざるを得なくなる──。

Filmarks平均評価、全体の傾向

Filmarks評価:★2.8(レビュー件数:686件)
※2025年6月1日現在の情報です。
詳しくは Filmarksの作品ページ をご覧ください。

ユーザーの感想は賛否が分かれている。
設定自体の緊張感と、記憶喪失サバイバルのスリルが面白いという声がある一方、全体のペース配分やキャラクターの描写の浅さを指摘する声も。感染パニックと閉鎖空間サスペンスの融合が光る一方で、ホラー演出や心理劇に物足りなさを感じる人もいる。

ユーザーレビューまとめ

良い評価

  • オープニングの不気味な雰囲気が強烈で、すぐに作品世界に引き込まれる。
  • 閉鎖空間でのサバイバル感と、感染パニックの融合が独特で面白い。
  • 記憶喪失の謎が少しずつ解き明かされていく展開に引き込まれた。

悪い評価

  • キャラクターの掘り下げが弱く、人物の行動に説得力が感じにくかった。
  • 途中で失速するように感じ、やや退屈なパートがある。
  • ホラー要素や感染パニック描写が控えめで、期待したほどのスリルがない。

こんな人におすすめ

  • ウィルス感染パニック系のスリラーが好きな人
  • 記憶喪失やサバイバルホラーの設定に惹かれる人
  • 派手なアクションよりも、じわじわとした不安感を味わいたい人
  • 密室スリラーや群像劇の人間ドラマを楽しみたい人

YouTubeリンク紹介

『オープン・グレイブ ー感染ー』は、2025年6月1日現在、YouTubeにて字幕版・吹替版が無料公開中です。
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関連作品紹介

  • 『REC/レック』(2007年)
    感染パニックと密室スリラーの金字塔。
  • 『28日後…』(2002年)
    ウィルス感染とサバイバルを描いた傑作ホラー。