
ホラー映画によくある「田舎の殺人鬼」の定番展開。
だけどそれが、全部“ただの誤解”だったとしたら…?
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は、ホラー映画の“あるある”を逆手に取った、
笑って、血しぶいて、ちょっと泣ける奇跡のコメディ・スプラッターです。
「バカすぎて可愛い」中年コンビが、大学生に殺人鬼と勘違いされて巻き起こる悲劇(喜劇)は、
全編通して“笑ってはいけないホラー”のような面白さでいっぱいです。
映画基本情報
- タイトル:タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
- 原題:Tucker and Dale vs Evil
- ジャンル:ホラー・コメディ/スプラッター
- 監督:イーライ・クレイグ
- 出演者:タイラー・ラビン、アラン・テュディック、カトリーナ・ボウデン
- 製作国:アメリカ/カナダ
- 上映時間:88分
- 公開年:2010年
あらすじ
仲良し中年コンビ・タッカーとデイルは、念願だった山小屋を手に入れて休暇を楽しもうと森へ向かう。
その頃、近くのキャンプ場では大学生グループがレジャー中。
だが、ひょんなことからタッカーたちが“殺人鬼っぽい雰囲気”で彼らに誤解されてしまう。
さらに、川で溺れかけた女子大生をデイルが救出したことで、誤解はさらに深刻に。
一方、大学生側は「仲間が殺された!」と完全にパニックに。
こうして始まる、悪気ゼロの中年たち vs 思い込み最強の若者たちによる、
誤解と不運が積み重なった“スプラッター喜劇”が幕を開ける。
Filmarks平均評価、全体の傾向
Filmarks評価:★3.8(レビュー件数:45,395件)
※2025年5月11日現在の情報です。
詳しくは Filmarksの作品ページ をご覧ください。
ホラーとコメディのバランスが絶妙な本作は、コアなホラーファンだけでなく
普段ホラーを観ない層にも“笑えるB級映画”として支持を集めています。
設定のユニークさに加え、演技と演出のバランスも良く、
「スプラッターに抵抗がない人なら誰でも楽しめる」というレビューが目立ちます。
ユーザーレビューまとめ
良い評価
- ホラーあるあるを逆手に取った展開がとにかく面白い
- タッカーとデイルのキャラが愛おしすぎて応援したくなる
- まさかの展開の連続に、笑いと驚きが止まらない
- グロ描写もあるけどコミカルなので苦手でも観やすい
悪い評価
- 最初のノリについていけず途中で離脱した
- ギャグが少し古臭く感じた部分もある
- スプラッターが苦手な人にはきついかもしれない
こんな人におすすめ
- ホラー映画の“お約束”を笑い飛ばしたい人
- B級スプラッターに目がない人
- 皮肉とユーモアが効いたコメディが好きな人
- 『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ゾンビスクール!』を楽しめた人
YouTubeリンク紹介
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は、2025年5月11日現在、YouTubeにて字幕版が無料公開中です。
関連作品紹介
● 『ショーン・オブ・ザ・デッド』
英国製ゾンビ×コメディの金字塔。知的でブラックな笑いが光る一本。
● 『キャビン』
ホラーのお約束を逆手に取ったメタ構造のスリラー。見終えたあと語りたくなる快作。